寺子屋雑抄 [近世文書]
先の読書の続編です。
「川柳絵本柳樽」
古川柳を見ていますと、面白いことが分かります。
三尺下がって師の影を踏まずとか。ここでは生徒が師匠が見えなくなると
人形を描いて遊びだすという風景です。
「師のかげを 七尺去ると 人形書き」
「てならい子 かへると鍋の ふたをとり」
寺子屋では、手習子は、昼まで勉強すると昼ご飯を食べに家に
帰っていたそうです。ですから、この川柳です。
「妻めかけ、少しはよめる 唐詩選」
寺子屋とバカにするなかれ、です。唐詩選が読めていたんです。
小生は読めませんから・・・・。
寺子屋って凄いと分かります。
皆さんが幸せで健康でありますように。
(ご訪問ありがとうございました。)