寺子屋雑抄 [近世文書]
先の読書の続編です。
「川柳絵本柳樽」
古川柳を見ていますと、面白いことが分かります。
三尺下がって師の影を踏まずとか。ここでは生徒が師匠が見えなくなると
人形を描いて遊びだすという風景です。
「師のかげを 七尺去ると 人形書き」
「てならい子 かへると鍋の ふたをとり」
寺子屋では、手習子は、昼まで勉強すると昼ご飯を食べに家に
帰っていたそうです。ですから、この川柳です。
「妻めかけ、少しはよめる 唐詩選」
寺子屋とバカにするなかれ、です。唐詩選が読めていたんです。
小生は読めませんから・・・・。
寺子屋って凄いと分かります。
皆さんが幸せで健康でありますように。
(ご訪問ありがとうございました。)
2021-07-05 16:15
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コメント(2)
いやなかなか面白いもの。
近世古文書までお読みになるとは★★★
by 夏炉冬扇 (2021-07-05 17:08)
夏炉冬扇さん栄。なかなか上達しませんが
趣味は古文書解読です。昔の事が分かりま
す。今は寺子屋について調べています。火
炉冬扇さんは確か、明治初期の文書でした
ね。面白いものがありましたら、紹介して
ください。
by t-toshi (2021-07-06 19:12)