今のような時計がない時代に、時刻をどのように
庶民に分かっていたのだろうか?
例えば、落語の時ソバのように九ッというのは、
どうして分かったのだろうか?
答えは、寺なんかで打つ鐘の音の数です。
その元はと言えば、その1つが香時計であります。
香時計。
この切り込みの隙間に、抹香を入れますと、
抹香の代用の灰で代用しますと、
このように、抹香の小さい畝(うね)ができます。
赤い●に火を点けたとしますと、一定の早さで抹香は燃えて
行きますので、これで時間が計ったというのが「香時計」です。
皆さんが幸せで健康でありますように。
(ご訪問ありがとうございました。)